3章 レファレンスガイド

1.送信メッセージを作る

送信メッセージとは,あなたが誰かに送るメッセージのことです.

送信メッセージを作成するには,メッセージメニューから「新規メッセージ」を選びます.<<受取人未指定>>, <<名称未設定>> というタイトルの新規メッセージウインドウが現われます.挿入ポインタはメッセージヘッダの "To:" フィールドの最初のところで点滅しています.


図-24アイコンバー

1.1アイコンバー
アイコンバーは,送信メッセージウインドウのタイトルの下に表示されているものです.メッセージの優先順位を設定したり,このメッセージ中でのみ有効である設定変更や,メッセージの送信あるいは待機を設定するものです.1つの優先順位ポップアップと7つのアイコンがあります.アイコンにはチェックマークが付いていることもあります.アイコンによって表示されている初期設定は,アイコンをクリックすることによってこのカレントメッセージでの設定をオン,オフできます.チェックマークが現われている時は,そのとなりにあるアイコンのオプションがオンです.優先順位ポップアップと各アイコンは次のような意味です.


優先順位ポップアップ:アイコンバーの左端にあるのは優先順位ポップアップメニューです.ほとんどのメッセージではこのように空の箱になっています.これは通常の優先順位でメッセージを送信するという意味です.あなたのメッセージの優先順位を通常よりも高く,あるいは低く表示したければこのメニューを使います.優先順位についてはこの章の19節で述べます.


署名:これもポップアップでいくつかの登録した署名を選ぶことが出来ます.チェックされていると,メッセージの最後に自動的に署名フィールドを付加すします.署名は,操作メニューの署名編集を使って何種類も作ることができます.(23節参照)


ワードラップ:チェックされていると,テキストを入力するときに行末で改行をいちいち打つ必要がなくなります.Eudora-J が自動的に行をかえます.メッセージは一行に76文字となるように成型されます.


本文にタブ:チェックされていると,メッセージの本文の部分でタブキーを押したとき挿入ポインタが行の先頭から8文字おきの位置へ進みます.チェックが外れていると,タブキーを押したとき挿入ポインタがメッセージヘッダの "To:" フィールドに移動する.

※このアイコンはメッセージウインドウにペーストされるテキストやBinHex変換の指定のないテキスト形式の添付書類の中にあるタブについても影響します。「本文にタブ」がチェックされていると、タブはスペースに置き換わり、チェックされていなければタブのまま送られます。


コピーを送信簿保管:チェックされていると,送信メッセージのコピーを送信簿に保存します.(送信簿ウインドウのメッセージサマリ左端の列に送信済みであることを示す "S" の印が表示されます.)これらのメッセージは,削除するか他の書簡箱へ移動するまで保管されます.


ヤTEXTユ も BinHex 変換:チェックされていると,テキスト形式のファイルを添付するときにも BinHex 変換をします.チェックが外れていると,テキストの変換なしで,あたかもタイプしたようにメッセージ本文へ追加されます.


MIMEヘッダーを使う:チェックされていると,送信したメッセージのヘッダー部,つまりFromフィールドやSubjectフィールドに日本語をいれることが出来ます.そして,その日本語はMIMEヘッダーとしてMIME変換されます.


配達証明付き郵便:このポップアップメニューが選択されていると,あなたが送信したメッセージを相手のマシンが受信した時,自動的にあなたに "Return-Receipt-To: " ヘッダを追加したメッセージを返信します.

半角カナを通す:このポップアップメニューが選択されていると, Eudora-J の漢字コード変換の種類によって動作が異なります.漢字コード変換が JIS の時,チェックされていると半角カナの送信を許可します.漢字コード変換が JIS 以外の時,チェックされているとメッセージ送信時にヘッダの漢字部分をMIME変換(ISO-2022-JP)します.



送信/待機 操作メニューの「スイッチ...」ダイアログで "即時送信" オプションがチェックされていると,アイコンバー右端のボタンは「送信」と表記されます.このボタンをクリックするとメッセージはすぐに送信されます.そうでなければ,このボタンは「待機」と表記されていて,メッセージメニューの「送信待ちにする」と同様の機能になります.(すなわち,このボタンをクリックするとウインドウは閉じられ,メッセージは送信待ちの印がつけられて送信簿に保管されます.メッセージの送信についての詳細は3節で述べられています.)

アイコンバー自身はオプションで,「スイッチ...」ダイアログで「アイコンバー」を未選択にすると送信ウインドウから削除することができます.(25節)

1.2メッセージヘッダとそのフィールド
電子メールメッセージはヘッダと本文の2つのパートに分けらます.(次図参照)ヘッダはメッセージの上部にあり,いくつかのフィールド(情報を保持するための空欄)で構成されています.


図-25.ウインドウの構成,ヘッダと本文

Eudora-J では送信メッセージのヘッダにTo:,From:,Subject:,Cc:,Bcc:,Attachments:の6つのフィールドがあります.それぞれのフィールドは異なった情報をもっています.To:,Subject:,Cc:,Bcc: フィールドは直接編集可能です.

挿入ポインタをフィールド間で移動させるにはタブキーを押すか,望むフィールドでマウスをクリックします.フィールドへ情報を入力する際,編集メニューに用意されているマッキントッシュ標準のテキスト編集ツールが使えます.ここでそれぞれのフィールドに関する簡単な説明をします.

To:
受取人の電子メールアドレス,または定義したニックネーム.(13節参照)コンマで区切ることにより複数のアドレスを記すことができます.
From:
送り主の電子メールアドレス.通常はあなたの POP アカウントに本当の氏名が付加されたものです.「設定変更...」ダイアログ(24節参照)の "あなたの電子メールアドレス" を使うことによって POP アカウント以外のアドレスを使えます.メッセージ中のこのフィールドを変更することはできません.「設定変更...」ダイアログを使ってください.
Subject:
メッセージの内容を示す簡単な文字列.このフィールドは空のままも可能です.(しかし,そのようなことは電子メールの慣習を破るものです)
Cc:
メッセージのコピーを送る相手の電子メールアドレス,または定義したニックネーム.コンマで区切ることにより複数のアドレスを記すことができます.このフィールドは空のままでもだいじょうぶです.
Bcc:
隠しコピー. "Cc:" フィールドにリストされたアドレスのように,メッセージのコピーを受け取るアドレスがここにリストされます.しかし"Cc:" フィールドにリストされたアドレスとは異なって,受取人のメッセージヘッダには "Bcc:" フィールドは現われません.メッセージのコピーを送ったことを他の人に知られずに送りたい時に便利です.コンマで区切ることにより複数のアドレスを記すことができます.このフィールドは空のままでもだいじょうぶです.
Attachments:
メッセージに付随して送信する書類.メッセージメニューの「書類の添付」コマンドで指定します.(11節参照)消すにはクリックして "delete" キーを押します.このフィールドに情報を直接入力することはできません.このフィールドは空のままでもだいじょうぶです.
メッセージ本文:
フィールドを埋めたあと,挿入ポインタをメッセージヘッダの下にある空欄へ移す.ここへメッセージの本文をタイプすることができます.編集メニューに用意されているマッキントッシュ標準のテキスト編集ツールを自由に使えます.(30節参照)
「スイッチ...」ダイアログの "ワードラップ" オプションまたはアイコンバーがチェックされていると,行末で "Return" キーを押す必要がなくなります.テキストは自動的に次の行へ折り返されます.このオプションが設定されていなければ,各行末で "Return" キーを押さないと,あなたのメッセージは受取人のコンピュータ上で読みにくいままとなるでしょう.

2.送信メッセージを後で変更できるように保存するへ続く


[目次][索引]