受信メッセージへの返事,転送,リダイレクト転送

12.1メッセージへの返事
現在選択しているメッセージに対して返事をするには,メッセージメニューから「返事」を選択します.新たなメッセージウインドウが現われ,もとのメッセージの発信人のアドレスが自動的にヘッダの "To:" フィールドに設定され,新しいメッセージの送り先のアドレスとなります.またもとのメッセージの発信人のテキストが参照のため,自動的にメッセージの始めに含まれます(それぞれの行の先頭には ">" が挿入されています).このテキストは必要に応じて編集することができます.新しいメッセージ作成ウインドウにおいてこのテキスト全てが選択状態になっているので,"delete" キーを押せば簡単に消去できます.返信メッセージには送信メッセージのようにテキストを追加することができます.また返信メッセージは,あとで変更するために保存することもできるし,単に送信することもできます(次図参照).


図-77メッセージとこれの返事

「返事」コマンドが実行された受信メッセージは,メッセージサマリにおいて「R」という印が付きます.


図-78返事をするとヤRユ の印がつきます

12.2返事の修正フォーム
返信コマンドにはいくつかの種類がある.

全関係者へ返事: オプションキーを押したままの状態で「返事」を選択すると,もとのメッセージの送信人だけでなく,もとのメッセージを受け取ったすべての人にメッセージが送られます.これは電子メールを利用したグループディスカッションに便利です.「スイッチ...」ダイアログにおいて「全関係者へ返事」オプションを選択していた場合は,デフォルトで全員に返事を送ることになるので,送信人に対してのみ返信するには,オプションキーを押していなければいけません.

自分自身を含まない: 「スイッチ...」ダイアログにおいてオプション「自分宛ても含める」を選択していない場合は,Eudora-J は全員に返信する場合にユーザ自身のメールアドレスを含めません.

※ユーザ自身が複数のメールアドレスを持つ場合は、「me」というニックネームを作成し、ユーザ自身のメールアドレスをすべて「アドレス」ボックスに入力しておくとよいでしょう。(13節のニックネーム参照)

選択したところのみ引用: 「シフト」キーを押したままの状態で,メッセージに対し返信をおこなうと,そのとき選択されていたテキストだけが新しいメッセージに引用されます.


図-79. メThis is a test.モが選択されているときの返事


図-80.返事フォームの6種類

12.3メッセージの転送
電子メールで受け取った情報を他の人に返信あるいは転送するには,任意のメッセージに対してメッセージメニューから「転送」を選択します.すると,受信メッセージの内容が新しいメッセージウインドウにコピーされます.そこで,メッセージヘッダの空いている "To:" フィールドに,メッセージを転送する相手のアドレスを入力します.もとのメッセージのテキストだけではなく,そのメッセージヘッダも同様に含まれ,それぞれの行の先頭には ">" 印が付きます.このテキスト部分は編集できますし,メッセージに対してさらにテキストを追加することもできます.転送するメッセージはユーザが発信するものとされます("From:" フィールドにあなたの電子メールアドレスがはいります).


図-81.転送メッセージ

「転送」コマンドが実行された受信メッセージは,メッセージサマリにおいて「F」という印が付きます(図12.6参照).


図-82.転送をするとヤFユ の印がつきます

12.4メッセージのリダイレクト転送
Eudora-J は,ユーザが自分よりももっと適した相手にメッセージを振る方法も提供しています.これを「リダイレクト転送」と呼びます.

これを任意のメッセージに対して実行するには,メッセージメニューから「リダイレクト転送」を選択します.新しいメッセージウインドウが現われますので,ヘッダの "To:" フィールドに適当な受取人を入力します."From:" フィールドはもとのメッセージを送信した人のアドレスが(ユーザのアドレス経由であることを示すby way ofをしたがえて)自動的に挿入されます.また,もとのテキストのそれぞれの行の先頭に ">" 印は挿入されませんが,もとのテキストを編集することや,メッセージに対して新たにテキストを追加することはできます.


図-83.リダイレクトメッセージ

「リダイレクト転送」コマンドが実行された受信メッセージは,メッセージサマリにおいて「D」印が付きます(次図).


図-84.リダイレクト転送するとヤDユ の印がつく

12.5リダイレクト転送と署名
リダイレクト転送において署名(23節を参照)は,もとのメッセージがユーザ自身のもの(この場合の例は,このあとの「簡単なメッセージ送信の繰り返し」で述べます.)でなければ,メッセージ送信時に付加されません. "From:" フィールドにあるアドレスとEudora-J の環境設定(24節参照)において入力されたユーザのアドレスが一致した場合は,Eudora-J はそのメッセージをユーザ自身のメッセージであると判断します.

12.6簡単なメッセージ送信の繰り返し
同一のメッセージをいろいろな人たちにそれぞれ別々に送る場合は,そのメッセージの書簡箱コピーを保持して「リダイレクト転送」コマンドを使って簡単に送信することができます.まずはじめに,普通に新規メッセージを作成しますが,"To:" フィールドは空白のままにしておきます.メッセージを「移動」メニューで別の(例えば,「Canned Messages」のような名前の)書簡箱に移します.誰かにメッセージを送るときは,書簡箱「Canned Messages」からメッセージを開き,「メッセージ」メニューから「リダイレクト転送」を選択し,"To:" フィールドを埋めてからメッセージを送信します.これにより,多くの時間と入力操作を節約することができます.


図-85.繰り返し送信するメッセージのために書簡箱を使う

※コマンド「返事」、「転送」、「りダイレクト転送」はそれぞれ、同じメニューの下方にあるコマンド「返事を」、「転送を」、「リダイレクト転送を」定型と同じではありません。あとのコマンド群は、受取人名簿とともに使用するもので、14節にて説明します。

13.ニックネームの作成とその使い方へ続く


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