6.NIFTY-Serveからの接続
NIFTY−Serve(以下NIFTY)からのPPP接続は,ComNiftyなどのパソコン通信用ソフトを使用し,NIFTYが行っている「ようこそNIFTY−Serveへ」から始まるパソコン通信へつなげる接続サービスとは異なり,NIFTYから発行されるユーザIDとパスワードを使って前述のものとは別のサーバに接続しインターネットを利用するものである.
NIFTYから接続するための設定は,前述のASKnetでのPPP接続方法とほぼ同じであるが,ユーザ認証方法が異なり,そのためConfigPPPにおける設定が多少異なる.
(1)PPPのインストール
これはASKnetで説明したものと同じであるのでそちらを参照されたい.
(2)PPPの設定
[Config PPP]の設定
1)コントロールパネルからConfig PPPを起動する(図9).
2)「Port Name」はMacintoshとモデムのつなぎ方を選択する.通常「モデムポート」や「GeoPort」,「内部モデム」を選択する.「モデムポートを選択する場合にはデフォルトで表示される「Modem Port」をそのままにしておくのではなく,一度自分でクリックして「モデムポート」を選択する.
3)「Idle Timeout」はNoneを選択する.
4)「Echo Interval」はOffを選択する.
5)「Disable Auto Connect」はチェックする.
6)「Terminal Window」はチェックしない.
7)「Hangup on Close」はチェックする.
8)「Quiet Mode」もチェックする.
9)「Long Re-dial Delay」はチェックしない.
10)下の3つあるボタンのうち「New...」を選び,名前を「NIFTY」とする.
11)左下の「Config...」の欄をクリックして接続先ごとの設定画面を出す.
図9 NIFTY-ServeのConfig PPPの設定
[「Config...」の設定](図10)
図10 NIFTY-Serveの「Config...」の設定
1)「PPP Server Name」はネットワークプロバイダを識別できる名前を入れる.ここでは「NIFTY」と入力する.
2)「Port Speed」はモデムの速度を選択するが,使用するモデムのスピードよりも速めに設定する.例えば,14400bpsのモデムを使用する際にはそれよりも速い19200bpsに設定する.それぞれのケースでこの設定は異なるので,状況に応じて設定する.
3)「Flow Control」は通常「CTS&RTS(DTR)」にする.もし接続がうまくいかない場合には「CTS Only」にしてみる.
4)「Tone Dial」,「Pulse Dial」は,プッシュホンの場合はTone Dial,ダイアル式電話の場合はPulse Dialを選択する.
5)「Phone num」はネットワークプロバイダのアクセスポイントの電話番号を入れる.ここではNIFTYの番号を入力する.
6)「Modem Init」は特に入力する必要はない.
7)「Modem connect timeout」は,デフォルトの「90 seconds」でよい.
8)その下にある「LCP Options...」「IPCP Options...」は特に設定の必要がない.
9)「Connect Script...」をクリックして設定画面を開く(図11).
上の図は,アクセスポイントに接続した後,「*」と画面に表示されるのを待ち(1行目),次に「C NSP」とタイプし(2行目),「Login:」(ここでは「in:」)と表示されたら(3行目)NIFTYのユーザIDを入力し(4行目),「Password:」(ここでは「rd:」)と表示されたら(5行目)パスワードを入力する(6行目)ことが1行ずつプログラムされているものである.うまくいかない場合には,ConfigPPP(図7参照)の「Terminal Window」のチェックボックスをチェックし,端末ウィンドウを表示させ,モデムに電話をかけさせて回線がつながったら画面に上の図の「Wait」に書かれている文字が表示されるのを待ってから「OUT」に書かれている文字を自分でタイプし,[CR](キャッリッジリターン)キーを押すことでConnect Script方式に代わって手動での接続を試みるとよいだろう.
図11 NIFTY-Serveの「Connect Script...」設定
すべての設定が終わったら「Done」をクリックし,Config PPPのウィンドウも閉じて,システムを再起動する.
(3)MacTCPのインストール
これはASKnetで説明したものと同じであるのでそちらを参照されたい.
(4)MacTCP(TCP/IP)の設定
これはASKnetで説明したものに準ずるが,前項と同様インストールが完了したMacTCPを設定する.
[MacTCPの場合]
1)まずコントロールパネルのMacTCPの画面からPPPを選択し,「詳しく..(More)」ボタンを押し,さらに詳しい設定情報を入力する(図12,13).
2)まず左上の「Obtain Address:」の欄で設定の方法を選択する.「Server」と書かれている左にあるボタンをクリックして選択する.
3)次に「Routing Information:」欄には通常Gateway Addressを入力するが,この欄は設定の必要はない.
4)IP Addressの欄も特に設定の必要はない.
5)「Domain Name Server Information:」欄の,「Domain:」の欄にはそのドメインのアドレス(ここでは「infoweb.or.jp」)を,IP Addressの欄にはそのドメインのIPアドレスを(ここでは「202.248.2.226」)を入力する.
6)「Domain Name Server:」の欄の右にある「Default」を選ぶボタンをクリックする.
7)左下の太い枠で囲まれた「OK」のボタンをクリックする.
8)MacTCPのウィンドウを閉じ,Macintoshを再起動する.
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| 図12 MacTCPでPPPを選択する | 図13 NIFTY-ServeのMacTCPの設定 |
[TCP/IP(Open Transport)の場合]
ASKnetの設定のところでも書いた通り,TCP/IP(Open Transport)はMacintoshの通信ソフトである.TCP/IP(Open Transport)をMacTCPに代わって利用する場合の設定は以下の通りである(図14).
1)「Connect via:」の欄では「FreePPP」を選択する.
2)「Configure:」の欄では「Using PPP Server」を選択する.
3)ここまで設定すると以下の「IP Address:」,「Subnet mask:」,「Router Address:」の欄は「will be supplied by server」と表示されるので特に設定しない.
4)「Name server addr.:」の欄では左の欄にはネットワークプロバイダのドメインのIPアドレスを(ここでは「202.248.2.226」),「Search domains:」欄にはネットワークプロバイダのドメインのアドレス(ここでは「infoweb.or.jp」)を入力する.
5)設定ができたらウィンドウを閉じる.この時保存するかどうか聞いてくるので「保存」を選択する.
図14 NIFTY-ServeのTCP/IP(Open Transport)の設定
7.PPPに接続する
1〜6のすべての接続ができたら,コントロールパネルからconfigPPPを開いて「Open」をクリックする.これで自動に接続を開始する.「configPPP」のアイコンが「PPP DOWN」から「PPP UP」に変わったら接続成功である(図15).
Eudora,Netscapeなどのアプリケーションを起動してみよう.
図15 PPPに接続成功
8.Additional Info-PPPをダウンロードしたい人へ
上記の解説中に述べた各種のPPPは以下のサイトから取ってくることができる.
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