これで「現在のネットワーク構成(N)」にTCP/IPが追加された.次に,プロバイダの設定に合わせて,TCP/IP通信のための設定を行う.
(2)TCP/IP通信の設定
以上の操作を行うと,「ネットワーク」ウィンドウの「現在のネットワーク構成(N)」には,「TCP/IP」という項目が増えているはずである.そこで,そのTCP/IPを選択して「プロパティ(P)」ボタンを押す(図18).
こうして表示されるウィンドウには,TCP/IP通信のための各種の設定項目が含まれている.ASKnetのようなプロバイダの場合,デフォルトの状態から変更が必要なのは,DNSについての設定のみである.そこで「DNS設定」タブを選ぶ.ここではまず「DNSを使う(E)」を選択し,「ホスト(H)」には適当なホスト名を,「ドメイン(D)」の部分にはASKnetのドメイン名「ask.or.jp」をそれぞれ入力する.そしてその下には,プロバイダから指定されたDNSサーバのIPアドレスを図のように入力し,「追加(A)」ボタンをクリックする(図19).
| 図18 TCP/IP通信の設定を始める | 図19 DNSの設定(設定中の画面) (図のIPaddressは203.179.96.1に変更しています) |
最終的には以上の操作を行うと,次のような画面表示になっているはずである(図20).そこで,「OK」ボタンを押してTCP/IP設定を終了する.ネットワーク関連の設定を変更した後は一度再起動する必要があるので,画面の指示にしたがう(図21).
図20 DNSの設定(設定完了時)
(図のIPaddressは203.179.96.1に変更しています)
| 図22 接続先を選択する | 図23 接続条件の確認 |
| 図24 接続処理中の表示 | 図25 ネットワーク接続に成功 |
(2)接続の終了
インターネットの利用を終了し,電話を切るには,上の図25の画面で「切断(C)」ボタンをクリックする.
(3)自動的に接続する
Windows 95では上記のようにして手動で接続を始めるほかにも,インターネットを利用するソフトを起動することにより,自動的に接続を行うこともできる.例えば,ダイアルアップ接続の準備ができている状態でNetscape Navigatorなどを起動すると,図26の画面が表示される.
(1)新しい接続の追加
「スタート」メニューの「プログラム(P)」の中の「アクセサリ」から「ダイアルアップネットワーク」を開いて,「新しい接続」アイコンをダブルクリックする.接続名などを設定して「次へ>」ボタンを押し,さらに電話番号などを入力して「次へ>」ボタンを押して,アクセスポイントを登録する(p38「新しい接続の追加」参照).
(2)接続方法についての設定
次に,接続方法について設定を行う.
| 図27 NIFTY接続の右クリックメニュー | 図28 NIFTY接続のプロパティの編集 |
| 図29 サーバの種類の指定 | 図30 NIFTY用のTCP/IP設定 |
(3)スクリプトの作成
次にNIFTYのPPPサービスを自動で利用するためのスクリプトの設定を行う.
1)「スタート」メニューの「プログラム(P)」の中の「アクセサリ」からダイアルアップスクリプトツールを起動する.
2)「接続(C)」として先程設定したNIFTY用の接続を選択し,「スクリプト」の欄の「ファイル名(N)」にはNIFTY用のスクリプトファイルの名前を入力して「編集(E)」ボタンを押す(図31).
3)このファイルはまだ作成していないので,図32のメッセージが表示される.「はい(Y)」を押して次に進む.
4)自動的にメモ帳が起動するので,図33のようにスクリプトを入力し,ファイルとして保存する.
これでスクリプトの設定はできたので,ダイアルアップスクリプトツールの画面で「終了」を押す(図34).
| 図31 スクリプトファイルの指定 | 図32 スクリプトファイルを新規に作成する |
| 図33 スクリプトの入力 | 図34 設定の終了 |
(4)NIFTY-ServeのPPPサービスを利用する
「スタート」メニューの「プログラム(P)」の中の「アクセサリ」から「ダイアルアップネットワーク」を開いて,NIFTY接続用のアイコンをダブルクリックする.すると接続を始めるためのウィンドウが開く.そこで,ユーザ名にはNIFTYのユーザ名の頭に「NIF-」を付けたものを,パスワードにはいつもNIFTYで利用しているものをそのまま入力する.あとは「接続」ボタンを押せば自動的に接続される.接続を終了する方法はASKnetと同じで,「切断(C)」ボタンをクリックすればよい(図35).
図35 NIFTY-Serveへの接続を始める