送り先をニックネームに登録する

電子メールのアドレスは長く覚えづらいものであり,手で打ち込むと間違えやすい.存在しないアドレスに送られたメールはエラーとなって返ってくるが,このような間違いを防ぐためにも,頻繁にメールを送る可能性のある相手の住所録を作成しておくとよい.その機能が「ニックネーム」である.このニックネーム機能を使うと,複数の相手に同内容のメールを一度に送る同報メールも容易になる. ニックネームの登録は図7に示したように行う.

 図7 よく送信する相手のニックネームを登録する

文書をファイルとして添付する

インターネットメールは通常,テキスト(文字列)しか送ることができない.しかし,Eudora-J同士であればデータやプログラムなどのバイナリファイルを自動的にテキストに変換して送受信することができる.この機能を使うには,  図8 ワープロのファイルやプログラムの送り方
<Eudora Proの書類添付>
市販のEudora ProがフリーウェアのEudora-Jと大きく異なる点のひとつが,この書類添付機能の豊富さである.Windows版とMacintosh版のEudora Proで扱うことのできるファイル変換形式はオプション設定画面で見ることができる(図9).ここで標準的な変換に用いられているのは「MIME」と呼ばれる方式である.Eudora Pro同士であれば,このままで書類を添付する.

 図9 Eudora Pro日本語版の添付書類形式の設定
(上)Macintosh(下)Windows


もしメール送信側がEudora Proを使っており,受信側がEudora-Jであれば,BinHexフォーマットのボタンを選択してから書類を添付する.また,「uuencode」というのはMS-DOSで標準的に使われるテキスト変換方式であり,WindowsやMS-DOSの他のメールソフトウェアを使っている人にはuuencode方式で送るのがよいだろう.
ところで,Eudora Proで標準になっているMIME形式のメールをEudora-Jで受信すると図10のように意味不明のテキストとなって配信される.この場合は一旦テキストファイルとして書き出してから,MIME変換を行うためのフリーウェア「Mpack 1.5」を使って,元のファイルを復元させる.Mpackは次のanonymous ftpサイトにある

ftp://ftp.iij.ad.jp:pub/info-mac/cmp/mpack-15.hqx
ftp://ftp.center.osaka-u.ac.jp/info-mac/cmp/mpack-15.hqx

手順としては(図10),

このファイルの新規保存は,他にも分割されたメールを一続きのテキストファイルに変換したい場合にも便利であるので覚えておくとよい.

 図10 Eudora-Jによる分割メールの一括保存とMpackによるMIME復元

使用環境のカスタマイズ

「操作」メニューの「スイッチ」を開くと,様々な設定を行うためのダイアログが現れる(図11).これらを変更することでEudora-Jを好みの状態にカスタマイズできるが,そのいくつかについて抜粋して説明する.

 図11 「操作」メニューにある「スイッチ」の初期状態(囲ったものは本文で解説)

・作成:「常時Cc:に自分宛」
「Cc:」とは「carbon copy」の略である.手紙のコピーを同時に自分宛に送ることによって,自分と相手とのやり取りをまとめて書簡箱に整理したいなら使う.
・作成:「常時引用元を表記」
届いたメールに返事を書くときは「メッセージ」メニューで「返事」を選択する.このとき,初期状態では相手の文章を引用するモードになっているが,通常の手紙のように相手の言葉を引用をしたくないなら,オフにする.
・送受信:「パスワード保存」
POPサーバにログインする際のパスワードをEudora-Jに保存することができ,私書箱をチェックする度にパスワードを入力せずにすむようになる.
・新着のお知らせ:「アラート表示」「サウンド」等
新たにメールが届いたときの知らせをアラート表示(図5参照),音,メニューアイコン点滅,受信簿を自動的に開く,の4つから任意の数だけ選択できる.

<Eudora Proの環境設定>
Eudora Proの環境設定は「ツール」メニューから「オプション(Windowsの場合)」ないしは「設定(Macintoshの場合)」を選択すると,
図9で示したダイアログが現れるので,ここで設定する.

1台のMacintoshでEudora-Jを共用する

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