2.国内の図書館の利用

 国内の図書館でも大学図書館を中心にインターネット経由でサービスを提供している事例が増加している.東京工業大学附属図書館で作成している「日本国内の大学図書館関係WWWサーバ」(図23)<http://www.libra.titech.ac.jp/libraries_Japan.html> によれば,大学図書館だけで見ても50館以上に及んでいる.

 図23 日本国内の大学図書館関係サーバ

 また,利用者用に開放されたオンライン目録(OPAC:On-line Public Access Catalog)をインターネット経由で利用できるようにしている図書館もいくつかあり,それをまとめた日本国内図書館OPACリスト(付録3)には現在28館が掲載されている.このリストに未掲載の図書館もあるため実数はもう少し多いものと思われる.
 OPACはさまざまな形態で利用でき,多くはtelnetを利用して直接相手の図書館のサーバを利用する形をとっているが,最近ではWWWを利用してキーワードを入力してボタンを押すなど簡易な操作で検索できる形も増えている.
 ここではWWWなどを使って日本国内図書館OPACリストからのいくつかの図書館にアクセスし利用する実例を紹介する.

(1)WWWからのOPAC
 千葉大学付属図書館では1994年ごろからインターネットを利用してのサービスを始めており,各種のお知らせや,貴重書のコレクション,そして自館の目録を電子化しtelnet,gopher,WWWとさまざまな形態で公開している.
 以下はWWWでのOPACの利用例である.

図24 日本の図書館と目録サービスへのリンク図25 千葉大学附属図書館ホームページ
図26 千葉大学附属図書館OPACの検索画面図27 検索結果の一覧
まずタイトルと著者が表示される.
図28 検索結果の詳細な情報を表示図29 多巻物の集合書誌を表示
それぞれの巻へリンクしている.

(2)telnetからのOPACの利用
 telnetを利用してOPACを提供している図書館も多く,海外の図書館などではこちらが主流であると言える.多くの場合,telnetによるOPACの利用では,

といった流れになる.(a)で検索だけでなく図書館の利用方法,お知らせなどのメニューを用意している館もある.検索方法も,コマンドを入力して検索を行う方式とメニューにより対話形式で検索を進める方式との2種類に大別できる.  以下,東京工業大学付属図書館のOPACに接続して検索を行う実例である.
図30 東京工業大学附属図書館OPACに接続した画面
まず漢字コードを選択する.
図31 ユーザIDの入力
図32 検索モードの選択
「2:」を選択すると英語モードになる.
図33 コマンドの入力画面
図34 「? OPAC」でのヘルプ表示図35 検索式の入力と結果の表示
図36 検索結果の表示(雑誌)図37 検索結果の表示(書籍)
 図38 「MENU」での図32のメニュー画面に戻る

以上である.ぜひ試されることをお勧めしたい.

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