牧原真治
インターネットの世界は,これまでgive and takeの精神で発展してきた.つまり,情報を受けたら,それに対して情報を発信すべきである.何を発信したらよいのかわからないと言う声に対しては,あなたがほしがっている情報は,他人もほしがっている.自分のほしかった情報をまとめて発信すれば,必ずしや求めてくる人があるはずである.
インターネットのサーバと言えば,真っ先に思い浮かべるのはWWWであろう.WWWのよいところは,文字情報・画像情報・音声などを統一した環境で提供できるところである.また,Macintosh,Windows,Unixなど異なる環境であっても同じように情報を見ることが可能である.こういったところを利用し,イントラネットとしてLAN内部で情報の伝達手段としてWWWサーバを利用するというところが多くなっている.極端なところでは,プリンターの中にWWWサーバを内蔵させ,メンテナンスはWWWブラウザから行うなどというものまである.
「インターネット=WWW」のような風潮があるが,そうではない.それ以外のサーバも適切なところに使用すれば,非常に有用である.例えば,gopherサーバは近ごろWWWに押されてあまり注目されていないが,文字情報を送るだけであれば,手間もかからず非常に便利である.フリーウェアやシェアウェアなどを配布する場合には,ftpサーバを利用する方が,スピードが早く快適である.
ドメインネームシステム(DNS)
IPアドレスは無味乾燥な数字の集まりであり,多くのアドレスを記憶するのは難しい.それに対して人間になじみのある名称を付けることができれば,記憶しやすく伝えやすい.ドメイン名を登録するには,ネットワーク管理者に頼んでDNSサーバのデータベースに登録しなければならないが,エイリアス名を利用すればこれまで付いていた名称のほかにサーバらしい名称を付け加えることも可能なので,ネットワーク管理者によく相談するべきである.