目次索引著者紹介

AutoShare

 AutoShareは,AIMSにリストサーバのような機能を持たせるためのヘルパーアプリケーションである.AutoShareは,Info−Macに登録されている<ftp://ftp.riken.go.jp/pub/info-mac/comm/inet/mail/auto-share-10.hqx>.AutoShareのホームページは,<http://docs.kb.bib.dk/AutoShare/>にある.

1.インストール

 図1 Folders設定画面  図2 AIMSアカウントautoshare設定画面

図3(左上) アカウント「test−ml」設定
図4(上) アカウント「test−ml.m」設定
図5(左) アカウント「test−ml.d」設定

2.アクティブメンバーとダイジェストメンバー

 図6 Digests時間設定画面

3.AutoShareのそのほかの設定

 図7 Miscellaneous設定画面

4.メッセージの編集

 何も直さなければ,コマンドを送った後に返ってくるメッセージはすべて英語であるが,これを日本語に直すこともできる.日本語のメッセージにする時に気を付けることは,文字コードはJISを使用しなければならないということである.現在ではJeditというJISコードをそのまま取り扱えるフリーウェアのエディタがあるので,これを利用することを勧める.また,適当な長さで改行を入れてやることが必要である.
 さて,そのメッセージはどこにあるかといえば,これまでの設定であればBoot volume/Auto/Docs/AutoShareにある.このファイルを開き,内容を見ながら書き換えればよい.もう1つ気を付けなければならないことは,「/=get」のようにコマンドが書かれている行は,コマンドを働かせるために必要であるので,削除しないようにしなければならない.

5.Tips

 1)AutoShareは,基本的にはメーリングリストのメンバーからしかメールを受け付けないが,メンバー以外からもメールを受け付けたい場合には,AutoShareの本体と同じ階層にAll may contributeと言う名前のテキストファイルを入れておくだけで受け付けるようになる.このテキストファイルの中味は,どんなものでも構わない.
 2)AutoShareをほかのアプリケーションと稼働させると,AutoShareが処理を始めた瞬間からほかのタスクが非常に重くなり,ほとんどなにもできなくなる.メーリングリストのメンバーが増加するにつれ処理に要する時間も長くなる.従って,バックグラウンドで走らせてというのは避けた方がよい.また,同時にPOPサーバとして使用する場合,AutoShareが走り始めると,ほとんど反応しなくなり利用者に不安を与える.こういった理由でAutoShareは専用のサーバで運用することを勧める.
 3)メーリングリストを長く運用すると,移動などでメールアカウントが使用できなくなっていてもメンバーに登録されたままという事態が生ずることがある.管理者とするとエラーメールが返ってくるためどういった事態になっているのかつかめず,ましてメールで確認することも不可能なので大変困惑する.筆者は,1週間そのままアカウントを残し,メールが来ないというクレームが来ないならばそのアカウントを削除するという方針で運用している.また,メーリングリストにNIFTY−Serveなどメールの制限があるアカウントに登録され,そしてメールの数の多い場合メールを受け取れなくなる場合がある.そういった場合ダイジェストメンバーに変更することを勧めている.
 AutoShareはかなり設定が面倒で,初めて使う場合には,正しく起動できるまでにかなり時間がかかるのではないかと思うが,機能の豊富さ・フリーウェアであることからまだまだ使用されていくであろう.